前原誠司経済財政相は4日、朝日新聞などのインタビューに対し、日本銀行が5日に開く金融政策決定会合に出席する考えを明らかにした。決定会合への閣僚の出席は2003年4月の竹中平蔵氏以来9年ぶり。前原氏は日銀に金融緩和をさらに強めるよう求めるとみられる。
前原氏は決定会合への出席について、「『物価上昇率1%』を実現するために、(日銀には)強力な金融緩和をしてもらいたいということを、大きな前提として話したい」と語った。前原氏は今後も、日程が許す限り決定会合には出席する意向とみられる。
決定会合には、内閣府から副大臣らが出席するのが通例。政府側の代表は会合で意見を言うほか、議案を提出したり、日銀側の提案が不服なときに議決の延期を求めたりできる。しかし、日銀の独立性を保つために政府側に議決権はなく、採決時には退席する。