中国に生産拠点を置く日系自動車メーカー各社は8日、中国で建国記念日にあたる「国慶節」をはさむ大型連休が明けたのを受けて、現地工場の操業をそれぞれ再開した。
ただ、尖閣諸島をめぐる反日感情の高まりから日本車の買い控えが続いている。このため、トヨタ自動車や日産自動車などは当面、稼働時間を減らすなど生産調整を続ける方針だ。
トヨタは中国の工場で操業を再開したが、昼夜2交代の勤務を1交代に変えたり、休業日を増やしたりして工場ごとに生産ペースを落としている。日本車の販売不振が続いており、拠点によっては「車をつくっても置く場所がない」(幹部)ほど在庫が積み上がっているという。