自動車大手のスズキが、ミャンマーに本格進出する検討に入った。2015年までに自動車の組み立て工場を新設し、年2万〜3万台の生産をめざす。投資額は数十億円にのぼる見込み。高成長が期待されるミャンマーに世界の企業が注目するなか、外資メーカーとしては最大規模の生産拠点になる。
スズキが工場の建設を検討しているのは、ミャンマー最大都市ヤンゴン近郊のティラワ地区。この地区を世界有数の規模の工業団地にする計画が進んでおり、日本も官民挙げて支援している。スズキの進出が決まれば、開発事業に弾みがつきそうだ。
スズキは1999年以降、ミャンマー工業省との合弁会社で乗用車と二輪車を生産し、販売してきた。10年末、認可期限が来て会社は清算され、工場の操業もやめた。約10年間の操業でつくった乗用車は計約6千台だった。