【ラスベガス=畑中徹】9日のニューヨーク株式市場は、世界経済が減速するとの懸念が高まり、大企業で構成するダウ工業株平均は大きく値下がりした。終値は、前日より110.12ドル(0.81%)安い1万3473.53ドルだった。
国際通貨基金(IMF)が2012〜13年の世界経済の成長率見通しを下方修正。世界景気の先行きを心配した投資家の間に株式を売る動きが広がった。欧州の政府債務(借金)危機をめぐっては、深刻な財政危機にあるギリシャやスペインへの金融支援に不透明感が出ていることも、売りを誘った。
ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数も、前日より47.33ポイント(1.52%)低い3065.02と、3営業日続けて下落して取引を終えた。