【吉岡桂子=北京、尾形聡彦】国際通貨基金(IMF)は10日、日本で開かれているIMF・世界銀行総会に、中国の中央銀行である中国人民銀行の周小川・総裁が出席をとりやめると伝えてきた、と明らかにした。日本政府関係者によると謝旭人・財務相も、訪日をとりやめた模様だ。尖閣諸島をめぐる日中の対立が背景にあるとみられる。
IMFによると、易綱・中国人民銀行副総裁が代わりを務め、周総裁が出席する予定だったIMF関連の会合に出席する。
国営新華社通信は、易副総裁とともに、朱光耀・財務次官が中国代表団を率いると伝えている。中国はすでに中国銀行、中国建設銀行など国有銀行や大手金融機関の欠席を決めている。