【ラスベガス=畑中徹】10日のニューヨーク株式市場は、米企業業績に対する懸念が高まり、大企業で構成するダウ工業株平均が大幅に値下がりした。終値は、前日より128.56ドル(0.95%)安い1万3344.97ドルと、9月中旬以来、約1カ月ぶりの安値水準で取引を終えた。
米アルミ最大手アルコアが前日夕に発表した今年7〜9月期決算は、純損益が赤字だった。市場では今週本格化した米企業の決算発表の内容がよくないのではないかとの心配が広がり、幅広い銘柄に売り注文が入った。アルコアは、中国経済の減速などで世界のアルミ需要が伸び悩むとの予測も発表し、世界経済の先行き懸念も強まった。ダウ工業株平均は一時、140ドル超下落した。
ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数は、前日より13.24ポイント(0.43%)低い3051.78と、4営業日続けて下落した。