11日の東京株式市場は、日経平均株価が3営業日続けて値下がりしている。午前の終値は、前日より16円86銭(0.20%)安い8579円37銭。
世界景気の減速懸念から前日の欧米市場が下落した流れを引き継いだ。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が10日にスペインの長期国債の格付けを2段階引き下げたことで、外国為替市場で円高になっていることも嫌気した。下げ幅は一時、80円超まで広がった。ただ、前日までの2営業日で230円近く下げていたため、割安感のある株を買い戻す動きも出て、午後に入って一時、前日終値比で上昇に転じる場面もあった。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の午前の終値は同0.24ポイント(0.03%)高い717.08。出来高は9億株だった。