11日の東京外国為替市場では、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの国債格付けを引き下げたことで、欧州発の金融危機への不安が高まり、欧州通貨ユーロが下落。米国の企業業績悪化でドルも売られ、円高が進んでいる。午後1時時点では、前日午後5時時点より33銭円高ドル安の1ドル=77円99銭〜78円07銭。対ユーロでは同43銭円高ユーロ安の1ユーロ=100円37〜40銭。
スペイン国債の格下げで、欧州の政府債務問題への懸念が再び高まっているが、市場では「スペイン政府が金融支援を要請すれば、不安は沈静化するとみる投資家も多く、一方的なユーロ安にはなりにくい」(大手銀行)との見方も出ている。