【ボゴタ=岩田誠司】ブラジル中央銀行は10日、通貨政策委員会で、政策金利を0.25%幅引き下げ7.25%とすることを決めた。昨年8月以来10回連続の引き下げで、過去最低。
欧州の債務危機や中国の景気減速などを背景に、ブラジル経済も昨年末から減速傾向にあり、国際通貨基金(IMF)は9日、ブラジルの経済成長率見通しを2.5%から1.5%に引き下げている。国内では、一部の野菜の価格が上がるなど、物価上昇も懸念されており、委員の間でも意見が分かれたが、景気減速に歯止めをかけようとさらなる利下げに踏み切った。