【高重治香】ビール大手5社の夏場のビール系飲料(第3のビール、発泡酒含む)の出荷量が前年に続き、過去最低を更新した。安さで販売を伸ばしてきた第3のビールも初めて前年夏を下回り、ビール離れがより鮮明になった。
大手5社(アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビール、オリオンビール)が11日、7〜9月の出荷量を発表した。ビール系飲料全体では前年同期比4.3%減の1億1971万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、統計を取り始めた1992年以降で最低になった。
このうち第3のビールは2.9%減の4191万ケースとなり、この時期では初めて前年を下回った。2003年の販売開始以来、ビールや発泡酒の出荷減を補う役割を担ってきたが、勢いに陰りがみえてきた。