【ラスベガス=畑中徹】米調査会社IHSアイサプライは10日、2012年の世界のパソコン出荷台数が3億4870万台となり、前年より1.2%減るとの予測を発表した。年間のパソコン出荷が前年比で減少するのは、ITバブルが崩壊した01年以来、11年ぶり。
米アップルの「iPad」に代表されるタブレット端末やスマートフォン(多機能携帯電話)などの携帯端末が普及し、パソコンに置き換わっていることが理由だ。
パソコン市場では各メーカーが、薄くて軽い「ウルトラブック」と呼ばれる製品に注力している。こうした製品が市場を引っ張るとの見方もあったが、伸びは鈍く、「最初の期待は失望に変わった」(IHSアイサプライ)という。