【榊原謙】政府は12日公表した10月の月例経済報告で、国内景気の基調判断を前月の「回復の動きに足踏みがみられる」から、「弱めの動きとなっている」と引き下げた。景気判断の下方修正は3カ月連続。海外経済の減速で、国内生産にブレーキがかかっているためだ。
今年5月から使ってきた「回復」という表現を削った。景気は、回復への動きが鈍る「踊り場」からさらに悪くなり、後退局面に入っているとの見方も強まっている。内閣府によると、3カ月連続で景気判断を引き下げるのは、リーマン・ショック後の2008年10月〜09年2月に5カ月続けて下げた時以来という。