【吉岡桂子】中国税関総署は13日、9月の輸出は前年同月比で9.9%、輸入は2.4%それぞれ増えたと発表した。輸出の伸び率は前月の2.7%を大きく上回り、輸入も2.6%減からプラスに転じた。米国や新興国向けが堅調だった。
一方、日本からの輸入は9月、9.6%減った。尖閣諸島をめぐる対立で日本製品の不買運動などが響いている模様だが、減少率は8月の11.4%よりは小さかった。輸出を含めた1〜9月の日本との貿易は前年同期比で1.8%減った。
景気を底上げするため、中国政府は9月、輸出に伴う税金の還付の拡大など輸出のてこいれを強化した。また、国内の公共投資を増やしていることもあって、輸入もプラスに転じたものとみられる。最大の輸出先、米国向けは5.5%増。ただ、続く欧州連合向けは10.7%減だった。