パナソニックは、主力取引銀行4行と総額6千億円の融資枠(コミットメントライン)契約を結んだ。融資枠の設定は創業以来初めて。業績の下ぶれを想定し、資金の調達手段を確保するのが狙いだ。
10月1日付で、三井住友のほか三菱東京UFJ、三井住友信託、りそなの各行と契約した。投資格付けの引き下げなどで、市場からの資金調達が難しくなった場合に備え、手数料を支払うことで、資金が必要な時に借り入れられるようになった。
2012年3月期の純損益で過去最悪となる7721億円の赤字を出したパナソニックが、初の融資枠契約に踏み切ったのは、業績回復が見通せないことが原因だ。