【聞き手・清井聡】経営再建中のシャープと提携する台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業グループで、技術顧問を務める中川威雄氏(74)が朝日新聞のインタビューに応じた。提携の狙いは、シャープの液晶技術をいかして米アップルとの取引で利益率を上げることと述べた。
――鴻海の郭台銘会長が提携で目指すものは。
「アップルのスマートフォンやパソコンを大量に製造するうえで、中核の液晶部品まで自社で手がけるためだ。そうすれば利益率を大きく高められるが、日本の技術が必要だ。当初は日立製作所とも交渉したがうまくいかず、シャープと提携した」