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【ニューヨーク=畑中徹】米金融大手シティグループのビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)が16日付で突然辞任した。同氏は金融危機で経営難に陥ったシティ再建の立役者とされるが、辞任の背景には「取締役会内部で対立があった」との見方が出ている。
シティは同日、パンディットCEOとジョン・ヘイブンズ最高執行責任者(COO)がそろって辞め、後任のCEOには欧州や中東事業をまとめてきたマイケル・コーバット氏が就いたと発表した。
同社は前日に今年7〜9月期の決算を発表したばかり。パンディット氏は「業績が改善し、経営のかじ取り役の交代には最善の時期だ」とコメントしたが、年度の途中という異例のタイミングでのトップ2人の交代について、複数の米メディアは、「取締役会が事実上、パンディット氏を更迭した」と報じた。