【ブリュッセル=野島淳】欧州連合(EU)は18日、ブリュッセルで首脳会議(サミット)を開き、各国ばらばらの銀行監督を欧州中央銀行(ECB)の下で一元化する制度について、2013年中に始めることで合意した。今年末までに制度づくりの議論を終える。
監督の一元化は「銀行同盟」と呼ばれる構想の一部。共通通貨ユーロを使う国々を中心に、国を超えた一つの当局が銀行経営を監視し、危機の発生を防ぐ。EU域内で金融システムを総合的に安定させる狙いがある。
監督一元化の制度をつくることで、各国が出資する救済基金(欧州安定メカニズム=ESM)から直接、銀行に資本が注入できるようにする。