ピントがずれた写真を撮っても、カメラ上で調整できる世界初の商用カメラを、米シリコンバレーの新興企業ライトロが19日に発売した。通常は撮影時に平面的に取り込む光の情報を多方向で取り入れ、被写体を立体的にデジタル情報で記録することで、自在なピント合わせを可能にした。ネット上で購入の受け付けを始め、当面は米国内向けに来年初めから届ける。
高さと幅が4.1cm、奥行き11.2cmの直方体で、重さは214g。赤、黒、青の3色。8倍光学ズームを備え、価格は記憶容量8ギガバイトのモデルで399ドル(約3万円)、16ギガは499ドル。
ライトロは2006年創業。レン・ン最高経営責任者(CEO)が米スタンフォード大博士課程で学んでいた時から研究開発を進めてきた。(ロサンゼルス=藤えりか)