東京電力は21日、今年度末までに総額4千億円の資産を売る方針を固めた。3年以内に7千億円の資産売却をする方針だったが、今年度内に半分以上を売る。政府に福島の原発事故の賠償支払いの資金を求めるにあたり、リストラを進める姿勢を示すためだ。
10月末に原子力損害賠償支援機構とつくる「緊急特別事業計画」に盛り込む。機構は21日に運営委員会を開き、東電の資産売却の考え方に同意した。
計画では、今年度中に必要な賠償資金を7千億円ほどとする。同時にリストラ策も示して、枝野幸男経済産業相に支援を認めてもらおうとしている。東電は機構を通して政府から支援されるお金を賠償に使い、毎年の収益から返していく。