日本銀行の白川方明(まさあき)総裁は22日午前、全国の支店長を集めた会議であいさつし、景気の見通しについて「わが国経済は当面横ばい圏内の動きだが、内需が底堅く、海外経済が減速から脱するにつれて緩やかに回復する」と述べた。
先行きのリスクとしては、これまで同様に欧州の政府債務(借金)問題についてふれ、「欧州問題が金融市場を通じてわが国に波及するリスクには注意が必要」と語った。
日銀は3カ月に1度の支店長会議に合わせて、「地域経済報告(さくらリポート)」をまとめており、22日午後に公表する。9月中旬以降、日中関係の悪化で中国向けの輸出が減るなどの影響が出ており、各地域からの報告内容が注目される。