鉄鋼大手JFEホールディングスと造船重機大手IHIは22日、傘下の造船子会社の合併期日を1カ月延期し、12月1日にすると発表した。延期は2回目。中国で独占禁止法上の審査・承認手続きが遅れているためという。
合併を予定しているのは、JFE傘下のユニバーサル造船とIHI傘下の「アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド」。受注低迷に苦しむ国内造船業界での生き残りを目指して、今年1月に基本合意。10月1日には新会社「ジャパン マリンユナイテッド」が誕生するはずだった。
6月に中国など関係する国の独禁法当局に合併を申請。ところが、中国政府からは返答がなく、先月18日に合併期日を11月1日に延期していた。その後も返答はなく、再延期せざるを得なくなった。尖閣諸島の国有化による日中関係の悪化が影を落としているかどうかは不明で、JFEとIHIは「手続きの進捗(しんちょく)状況によっては、さらに延期する可能性がある」としている。