関西電力が2013年3月期の期末配当をゼロにし、年間で無配となる見通しになった。原発の再稼働が大飯3、4号機(福井県おおい町)にとどまり、火力発電の燃料費が収益を圧迫しているため。年間を通して配当をやめるのは、創業した1951年度以来61年ぶり。
関電の12年3月期の配当は年間60円だった。だが、東京電力福島第一原発の事故後、再稼働できたのは大飯原発のみ。9月中間連結決算は過去最悪の1250億円の純損失となる見通しで、中間配当を見送ると発表した。
大飯に続く原発稼働が見通せない中、通期も大幅な赤字は避けられず、関係者は「配当できる状況にない」と認める。
一方、関電は23日、期末配当について「現在未定」とコメントした。