富士重工業は23日、2012年9月中間期の純利益の予想を上方修正し、前年同期比22%増の400億円になる見込みだと発表した。5月時点の予想は同30%減の230億円だったが、北米を中心にレガシィなど利幅の大きい車種の販売が好調で、一転して増益を確保した。
世界販売台数は当初計画の35万6千台には届かず、売上高は当初予想を1.3%下回る8980億円にとどまるが、人気車種を中心に、値引きのための販売奨励金が想定より少なく済んだことも利益を押し上げた。尖閣諸島問題のあおりで、日本から完成車を輸出している中国での販売は落ち込んだが、米国への輸出を増やすなどして補った。13年3月期通期の純利益も、当初予想の480億円から上方修正する可能性がある。