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【末崎毅】九州をめぐる豪華寝台列車「ななつ星」の朝食や昼食では、その日採れたての宮崎産の野菜をお楽しみください――。JR九州の唐池恒二社長が25日、こんな構想を明らかにした。ゆくゆくは、自社がつくる野菜をななつ星に積み込みたいという。
傘下の農業生産法人が、13年7月に宮崎県新富町でピーマン栽培を始める方針を発表したのにあわせて語った。JR九州は、すでに大分や熊本、福岡の各県でニラやサツマイモ、ミニトマト、養鶏などを手がけており、提供できる食材の「幅」を広げた形だ。
唐池社長は「ななつ星の朝食や昼食で、その日とれた宮崎県の野菜をお客さまに提供したい。ピーマンは来年の運行開始には間に合わないが、後々は私たちがつくる作物を全部積み込みたい」と意気込んだ。
「ななつ星」は3泊4日コースが1人あたり最大55万円(2人1室利用の場合)と、「世界一のおもてなし」が売り。食堂専用の車両「ダイニングカー」では、車窓に流れる風景を楽しみながら食事ができる。