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2012年10月29日23時15分

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野村HD、47億円の黒字 9月中間、海外の赤字幅半減

 証券最大手の野村ホールディングスが29日発表した2012年9月中間連結決算は、純損益が47億円の黒字(前年同期は283億円の赤字)になった。欧州危機が直撃した前年同期に比べて、海外事業の赤字幅がほぼ半減したためだ。

 税引き前の純損益をみると、前年同期に851億円だった海外事業の赤字は416億円に減った。欧州中心に事業縮小を進めているため、リストラ費用が重荷となって欧州の赤字幅は増えた。一方、米国は債券などを取引する事業が好調だったため、218億円の黒字に転換。海外の赤字縮小につながった。

 投資信託の販売など国内を中心とした個人営業部門は232億円の黒字だったが、前年同期に比べて3割近く減った。増資インサイダー問題によって顧客が離れる「野村外し」の影響もあり、国内の法人部門では「株式や債券の取引のシェアが減った」(中川順子・財務統括責任者)という。

 8月末に表明した800億円のコスト削減では、9月末までに人員削減など27%分を達成したが、67億円のリストラ費用も同時に発生。アジア市場への集約も進めるが、損益面で効果が出るのは「今期末から来期の前半にかけてになる」(中川氏)としている。

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