30日の東京株式市場は、日経平均株価が、取引終了直前にずれ込んだ日本銀行の追加金融緩和の発表を受けて急落。前日終値より87円36銭(0.98%)安い8841円98銭で取引を終えた。終値での8900円割れは約2週間ぶり。市場では「追加緩和がおおむね織り込み済みの内容に終わり、利益確定の売りが出た」(大手証券)との声が出ていた。
日経平均は、この日開催の日銀の金融政策決定会合を巡って乱高下。午前中の取引では追加緩和期待から一時9000円近くまで上昇したが、午後に入ると決定会合の結果公表をにらんで利益確定の売りが優勢となって一時8900円割れ。結果公表が遅れる中で再びじりじり値を上げたが、日銀の追加緩和発表を受けて急落した。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は前日より6.84ポイント(0.92%)低い733.46。出来高は20億株だった。