関西電力大飯原発(福井県おおい町)の敷地内を走る断層が、地震の際に動く活断層ではないかと指摘されている問題で、断層を調査していた関電は31日、そうしたデータはない、などとする中間報告を原子力規制委員会にした。12月末までに最終報告書を出す。規制委の専門家が2日に現地入りし、関電の調査を検証する。
関電によると、大飯原発2、3号機の間を走る断層「F―6」が比較的新しい12万〜13万年前以降に動いた活断層かどうかを、敷地内2カ所を掘削するなどして再調査した。
その結果、断層が見えた場所では、ずれている部分が固まっていて断面の粘土も古く見えることから、新しい年代に動いた証拠はないと判断したという。今後、粘土を詳しく分析して年代を特定する。一方、調査の必要性が指摘されていた断層の上の堆積(たいせき)物は調べなかった。