全日本空輸が31日発表した2012年9月中間決算は、営業利益が前年同期より50.2%増の753億円で過去最大になり、純利益も同61.6%増の369億円だった。欧米路線を中心に国際線の利用客が増えたためで、売上高は7532億円と6.9%増えた。
ただ、尖閣諸島や竹島をめぐる関係の悪化で中国や韓国路線は9月以降、収入が減っている。中国路線は9月の搭乗率が前年より12%減。10月以降はビジネス客が戻りつつあるが、ツアー客は回復していないという。このため13年3月期の業績予想では、売上高を従来予想より300億円少ない1兆4700億円に下方修正した。