経営再建中の電機大手シャープが、2013年3月期の純損益見通しを4500億円前後の赤字と、これまでの予想額からさらに2千億円下方修正することが分かった。液晶パネルや太陽電池などの主力事業で、多額の損失計上を迫られるため。1日午後、12年9月中間決算とともに発表する。
中間決算の赤字幅は、8月時点の予想2100億円から悪化し、3800億円程度に拡大する。将来の黒字額を見込んで計上していた「繰り延べ税金資産」を取り崩す分や、価格下落が進む液晶パネルなどの在庫の評価損を新たに損失に加えるため。
これに伴い、通期の赤字幅も拡大する。2年連続の巨額赤字で、赤字幅は12年3月期の3760億円を上回って過去最悪を更新する見通しだ。