百貨店大手5社が1日発表した10月の売上高速報(既存店ベース)は、大丸松坂屋を除く4社が前年実績を下回った。三越伊勢丹(関東9店)が4.0%減、そごう・西武が2.9%減、高島屋が1.7%減、阪急阪神が1.3%減。前年より休日が2日間少なかったことなどが影響した。増床した大丸東京店が伸びた大丸松坂屋は1.5%増。「中国人客の免税買い物件数が新宿店で38%減」(高島屋)、「外国人全体の免税売上額が基幹3店で2割弱減」(三越伊勢丹)など、尖閣問題による観光客減少の影響も出ている。
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大阪地区では、大丸梅田店が3.5%増、高島屋大阪店が3%増、阪神百貨店梅田本店が0.7%増だった。物産展などの催事が好調で、冬物衣料もよく売れたという。阪急百貨店うめだ本店は2.4%減だったが、10月25日の先行開業後は売上高が前年同期比で約2倍に伸びているという。大丸心斎橋店は4.2%減だった。