【長崎潤一郎】ソニーの2012年9月中間決算は、売上高が前年同期比1.6%増の3兆1198億円、営業利益が41.2%増の365億円だった。液晶パネルの自社生産から完全撤退したことで、テレビ事業の赤字が前年同期の555億円から168億円に縮小したのが増益の主な理由だ。
欧州や中国で景気減速の影響を受け、テレビやパソコンといった主要製品の販売は低迷している。ただ、携帯電話を作る合弁子会社だったソニー・エリクソン(現ソニーモバイル)を完全子会社化したことで3千億円近くの増収効果があり、全体の売り上げを押し上げた。