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【ニューヨーク=畑中徹】米自動車大手3社(ビッグスリー)の今年7〜9月期決算が出そろった。最大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターは、景気低迷が長引く欧州での販売不振が響き、減益となった。
GMの欧州事業の営業損益は4億7800万ドル(約380億円)の赤字となり、前年同期の2億9200万ドル(約230億円)の赤字から、大きくふくらんだ。
欧州では、債務危機による景気低迷で消費者は自動車を買い控えている。ダニエル・アカーソン最高経営責任者(CEO)は31日の決算発表で「欧州販売の弱さは今後数年間にわたり、私たちのビジネスに悪影響を及ぼすとみている」と嘆いた。堅調な北米で利益を出し、欧州の赤字を埋め合わせる構図がはっきりしてきた。