石油元売り大手4社の09年9月中間連結決算は、全社が4割前後の減収で、在庫評価の影響を除いた実質的な経常損益も赤字になった。前年より原油価格が大幅に下がり、不況による需要減で、もうけも減っている。4社とも需要の弱さは続くとみている。
実質経常損益は、前年は黒字だった2社が赤字に転落し、残り2社は赤字幅を広げた。一方、経常損益は全社が黒字を保った。4〜9月中は原油が値上がりしたため、その前に安く仕入れていた備蓄用の原油に「含み益」が出て利益を押し上げている。こうした在庫の影響による利益は新日本石油で1124億円、出光興産で468億円、ジャパンエナジーで324億円、コスモ石油で414億円。