【南日慶子】トヨタ自動車は5日、2013年3月期の業績予想について、本業のもうけを示す営業利益を、従来の1兆円から1兆500億円に上方修正した。売上高は中国向け輸出の減少などを見込むため、22兆円から21兆3千億円に下方修正したが、主にコスト削減効果でもうけを膨らませた。
大手電機やほかの自動車メーカーが苦戦するなか、強気の予想となっている。
営業利益予想を上方修正する主な要因は、国内事業での収益改善だ。円高分を車の価格に上乗せして値上げしたり、部品や原材料の調達費用を引き下げたりして、コストダウンをはかった。このため、国内事業のトヨタ単体の営業損益は、赤字ではあるものの赤字幅を500億円縮小した200億円の赤字となる見込みだ。