「イタリアは自ら、国際通貨基金(IMF)に対し改革の実行状況についての監視を頼んだ」
バローゾ欧州委員長は4日、会見でそう語った。監視が強制ではないし、実体経済はギリシャほど悪くないことを強調した。ロイター通信によると、イタリアのベルルスコーニ首相も「IMFの監視を歓迎する」と語った。
ただ、実際は、追い込まれてIMFの助けを借りることになったのは明らかだ。イタリアの国債はここ数日、金利がユーロ導入後の最高水準になり、危機的な状況を迎えつつあった。「イタリア経済は強い。起業家の伝統もある」(サルコジ仏大統領)との弁護も無視された。