【メキシコ市=斎藤徳彦】世界経済の課題を話し合う主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がメキシコ市で4日夜(日本時間5日午前)、始まった。出席する白川方明(まさあき)・日本銀行総裁は会議前、各国が米国に対して「財政の崖」問題の解決を求めるとの見通しを示した。
初日の夕食会は世界経済の現状分析にあてられ、各国、地域が抱える懸念について話し合った。
米国は、今年の末以降に減税の打ち切りと強制的な歳出削減が始まる「財政の崖」問題を抱える。白川総裁は記者団に、「(米国の対応が)不調に終わった場合、米経済、世界経済、日本経済に影響を与える。しっかり取り組んでほしいと各国が言うことになる」と述べた。