【メキシコ市=斎藤徳彦】メキシコ市で開かれていた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は5日午後(日本時間6日朝)、「世界経済は下ぶれの恐れが高まっている」とする共同声明を採択して閉幕した。欧州から日米、新興国まで経済の減速が広がる中、財政再建よりも景気回復を重視する姿勢を打ち出した。
声明では、世界経済の下ぶれリスクとして(1)米国で減税終了と予算の強制カットが同時に起きる「財政の崖」(2)特例公債法案が成立せず、今年度予算の財源が確保できていない日本の問題(3)欧州債務(借金)危機への対応の遅れ(4)新興国の景気減速、を列挙した。