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朝日新聞社は7日、読書ファンに向けて、電子書籍の専用端末で読める「朝日新聞デジタル for booklovers(フォー・ブックラバーズ)」のサービスを12月10日から始めると発表した。電子書店大手で凸版印刷のグループ会社BookLive(ブックライブ)社が同日発売予定の電子書籍専用端末「BookLive!Reader Lideo(リディオ)」で購読できる。
「ブックラバーズ」は毎朝、記事が端末に自動配信される。朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」から厳選した重要ニュース、天声人語、文化面のカルチャー情報、読書面の書評などが読める。
購読料は月額380円(税込み、1月31日まで無料)で、「朝日新聞デジタル」の購読者も別途契約が必要。
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BookLiveは7日、同社初となる電子書籍リーダーの「BookLive!Reader Lideo(リディオ)」を12月10日から発売すると発表した。提携するNECが国内で製造し、価格は8480円(税込み)。11月8日から三省堂で、19日からBookLiveの電子書店で予約を受け付ける。
ディスプレーは6インチの電子ペーパーで、幅110×高さ165×厚さ9.4ミリ、重さは170グラムと軽量。無線LANのほかにWiMAXの回線を内蔵しているため、電子書籍リーダー単体で電子書籍を購入できる。ダウンロードにかかる通信料は無料。内蔵メモリーは4GBで、外部メモリーには対応していない。文字サイズは5段階で設定できる。
「リディオ」には電子書籍リーダーの初心者が簡単な操作で楽しめる工夫がなされている。端末が固有のIDを持つため、電源を入れて誕生日と性別、パスワードを設定すれば初期設定は完了。クレジットカード情報を入れれば、電子書籍を購入できる。
会見で淡野正BookLive社長は、「リディオ」を「日本で生まれた日本の読書好きのための電子書籍専用端末」と表現、「(端末を)本として売りたい」ため、家電量販店ではなく、書店で販売することを選択した。
トッパングループでは電子書籍データの制作を凸版印刷が、電子書籍取次をビットウェイが、電子書籍販売をBookLiveが担う。BookLiveの電子書店はマンガを含めて約10万冊の電子書籍をそろえ、「リディオ」では雑誌や楽譜など電子書籍リーダーには適さないものを除いた約9万5000冊を購入できる。豊富なラインアップでライバルのアマゾンなどに対抗する。