【小山田研慈】安いはずの輸入米の取引価格が急激に上がり、一部の国産米の価格を上回っている。原発事故後のコメ高で、外食産業が安い国産米を確保できなくなり、輸入米を買おうと殺到したためだ。安さを目玉に中国産米を売っていたスーパーで、売り場から輸入米がなくなる事態にもなっている。
1993年のガットのウルグアイ・ラウンド交渉で日本はコメの輸入が義務づけられ、現在は年77万トンを輸入している。そのうち10万トンが主食用で、入札で価格を決めている。
6日の入札では、販売量の3.5倍以上の申し込みがあり、中国産米は1キロあたり312円、米国産米は310円の値がついた。昨年の同じ時期は、それぞれ221円、223円だったのが4割上がった。