9日の東京外国為替市場は、円が値上がりしている。午後1時時点では、前日午後5時時点より34銭円高ドル安の1ドル=79円53〜58銭。対ユーロでは同33銭円高ユーロ安の1ユーロ=101円63〜68銭。
米国では、年末の所得税減税の期限切れなどによる「財政の崖」で景気が減速する懸念から、株とドルが売られた。東京市場でもその流れを引き継いでいる。
ただ、日本でも景気後退局面に入る可能性が高まり、9月の経常収支は季節調整値で初めて赤字になった。このため、市場では「一方的に円が買い進まれる状況ではなく、急速な円高にはなりにくい」(大手銀行)との声が出ている。