国内自動車メーカーの2013年3月期の売上高は、各社が今春公表した予想より計1兆8850億円下がる見通しであることがわかった。9日出そろった大手10社の9月中間決算で、トヨタ自動車など6社が通期の売り上げが減ると下方修正した。尖閣諸島問題が響き中国での販売不振が長引くと予想していることが最大の理由だ。
デジタル家電の不振でパナソニックやシャープなどの大手家電メーカーが巨額赤字に陥るなど急速に業績が悪化するなか、自動車メーカーの収益も陰りが見え始めた。下期は厳しい経営を強いられそうだ。
売上高の予想は、トヨタが7千億円、ホンダが5千億円、日産自動車も4850億円それぞれ下方修正した。中国での販売台数が多いメーカーへの影響が目立ち、中国で車を売っていないダイハツ工業と、販売が少ないスズキ、商用車のいすゞ自動車、日野自動車は売上高の予想を据え置いた。