金融庁は、経営危機に陥った金融機関から損失がでそうな金融商品を預金保険機構に一時的に引き取ってもらい、危機が広がらないようにする新たな仕組みをつくる。対象は、銀行に限らず、証券会社や保険会社にも広げる方針だ。
12日の金融審議会に原案を示し、年末までにまとめる。早ければ来年の通常国会に関連法案を出す。
2008年のリーマン・ショックでは、デリバティブ(金融派生商品)の価格が急落し、世界の金融市場が大混乱した。こうした商品を大量にもっていた米保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は経営危機に陥り、政府に救済された。