【ブリュッセル=野島淳】欧州連合(EU)のユーロ圏17カ国は12日開いた財務相会合で、ギリシャへの315億ユーロ(約3.2兆円)の融資を実行するかどうかについて、20日に臨時会合を開き、最終決定することにした。
一方で、ギリシャが追加の財政緊縮策などをまとめたことを評価。ギリシャの求めに応じ、財政目標の達成期限を当初の2014年から16年まで、2年延長することを認めた。
ただ、これにより、当初計画よりも財政赤字が減るペースが鈍ることから財政資金が不足する。欧州メディアでは326億ユーロが追加で必要になる、と報じられている。ユーロ圏各国は20日までに、この不足分を埋める手段を探る。また、ギリシャが今後も順調に政府債務(借金)を返せるかを検証したうえで、最終的に315億ユーロの融資を決める方針だ。