【ワシントン=山川一基】米連邦準備制度理事会(FRB)が14日発表した10月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録要旨で、多くの委員が、来年初めから追加の資産購入をすることに前向きな姿勢を示していたことが明らかになった。12月の次回会合で追加の量的緩和が検討される可能性が高まった。
この会合では、9月に決めた住宅ローン担保証券の購入による量的緩和第3弾(QE3)と、保有する短期国債を売って長期国債を買う金融緩和強化策を続けることを確認した。
ただ、手持ちの短期国債が底をつくため、強化策は今年末で終了する予定。その後、何も手を打たなければ、FRBの資産購入額は現在の月850億ドル(約6兆8千億円)から400億ドル(約3兆2千億円)に半減する。議事録によると、多くの委員が「労働市場の改善を促すため、強化策が終わったあと、来年には追加の資産購入をすることが適切かもしれない」と述べた。