【ブリュッセル=野島淳】欧州連合(EU)統計局が15日発表したユーロ圏17カ国の7〜9月期の実質域内総生産(GDP、速報値)の成長率は、前期(4〜6月)比0.1%減だった。年率換算は同0.2%減。前期(0.2%減)から2期連続のマイナス成長となり、景気後退が確認された。
EU27カ国では、同0.1%増とプラスに転じており、ユーロ圏の景気悪化がはっきりした。
比較的好調だった北部の国々に南欧の景気悪化が及びつつあり、オランダが同1.1%減と大幅な落ち込みを記録。オーストリアも同0.1%減とマイナスに転じた。ドイツは同0.2%増と3期連続でプラス成長を維持したものの、伸び率は徐々に落ちている。一方で、フランスは0.2%増とプラスに転じた。