【長崎潤一郎】電子書籍を読む専用端末の価格競争が過熱している。楽天の子会社や米アマゾンが相次いで1万円を切る端末を投入し、ソニーも昨年秋に2万円前後で売り出した商品を半額以下に値下げした。各社は端末の販売では利益を追わず、自社の電子書店に客を呼び込んでもうける戦略を描く。
電子書籍の専用端末は、白黒表示の「電子ペーパー」と呼ばれる画面を使う。本を読む機能に特化しており、カラー液晶を使うタブレット端末の半分程度の軽さが特徴だ。
国内市場にいち早く参入したソニーが、昨年10月に売り出した「リーダー PRS―T1」は、発売時の想定価格は約2万円だった。