【ニューヨーク=畑中徹】16日のニューヨーク株式市場は、「財政の崖」と呼ばれる問題が解決に向かうのではないかとの期待が高まり、大企業で構成するダウ工業株平均は5営業日ぶりに上昇した。終値は、前日より45.93ドル(0.37%)高い1万2588.31ドルで取引を終えた。
減税打ち切りと強制的な歳出カットの時期が重なり、急激な緊縮財政による景気の悪化が懸念される「財政の崖」をめぐるオバマ大統領と与野党幹部の協議で一定の進展がみられ、「景気が後退するリスクがやや和らいだ」と判断した投資家が、株式を買い戻そうとする動きを強めた。
ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数も、前日より16.19ポイント(0.57%)高い2853.13と上昇して取引を終えた。