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【高重治香】サッポロビールは19日、小売り大手セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド(PB)商品「セブンプレミアム」向けに、ビールを製造すると発表した。国内ビール大手がPBにビールを提供するのは初めて。自前ブランドだけでなく、セブン&アイの販売力に頼る戦略にかじを切る。
商品は「セブンプレミアム 100%MALT」。セブン&アイ傘下のセブン―イレブン、イトーヨーカドーなどで27日から販売する。価格は、350ミリリットル缶が税込み198円。ビール大手の商品より1割ほど安い。年間で2600万本売る目標という。「共同開発商品」として缶にはサッポロのロゴを入れた。
PBは宣伝広告費をかけないため、大手メーカーの商品より安いことで認知度を高めてきた歴史がある。このため、食品や菓子など多くの大手メーカーが当初はPBへの参加を渋ったが、今では小売り大手の販売力を無視できず、参加する企業が増えている。