インターネット専業や流通系の新規参入銀行の09年9月中間決算が出そろった。セブン銀行が中間期での最高益を更新したほか、開業3年目の住信SBIネット銀行が初の純利益を計上し、7行中5行が黒字決算となった。
現金自動出入機(ATM)運営が主力のセブンは景気の落ち込みにもかかわらず、約1万4千台あるATMの総利用件数が前年同期比7.7%増の2億9600万件(1日1台当たり116件)に達した。その結果、他金融機関から受け取る手数料収入は438億円と同8億円増えた。
07年9月開業の住信SBIネットは、住宅ローンや外国為替証拠金取引などの手数料収入が収益に寄与した。ジャパンネット銀行は政策金利の利下げなどで資金調達費用が下がり、純利益が8倍増。イーバンク銀行は、有価証券投資関連の損失をほぼ一掃し、黒字に転換した。開業2年目のじぶん銀行と3年目のイオン銀行は、営業経費が重荷となっている。