【ニューヨーク=畑中徹】20日のニューヨーク株式市場は、米国の「財政の崖」問題への警戒感がくすぶり、大企業で構成するダウ工業株平均は下落した。終値は、前日より7.45ドル(0.06%)安い1万2788.51ドルと、3営業日ぶりの値下がりだった。
この日、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長がニューヨークで講演。急激な財政の引き締めになる「財政の崖」の問題に改めて警戒感を示したことから、市場では株式を売る流れが優勢になった。米住宅関連の指標が市場予想を上回ったため、米景気の回復期待から買い注文が入る場面もあった。
一方、ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数は、前日より0.61ポイント(0.02%)高い2916.68だった。